2022年10月21日
廃業印刷所の搬出整理
廃業された後、放置されていた工場の搬出作業のご依頼でした。印...
先日のレスキュー案件は、個人様からのご依頼で手フート(テキン)の他に備品類一式を引き取らせていただきました。
インキと謎の液体は廃棄処分に決定。
ポリ容器に入った液体は何だろうかとフタを開けて匂いを嗅いでみると、、、
古いバイクや自動車をレストアしたことがある方にはお馴染みの、あの嫌な臭い!!!
腐ったガソリンの匂いです。
ポリ容器での保管も、ご自宅での使用もマズいです!
静電気でさえ引火の要因となるガソリンを洗浄液として用いるのは大変危険です。
個人の方の場合、油性インキを洗うのに用いる洗浄液で悩まれる方は多いのですが、ガソリンだけは避けましょう。
アルコールや灯油などでもインキを落とすことが出来ますが、ローラーの寿命や版への影響を考慮すると専用の洗浄液が安心です。
入手のしやすいものだと、画材屋さんで購入できるブラシクリーナーというものがあります。
無臭タイプだと自宅での使用でも匂いは気にならないでしょう(換気は忘れずに)。
印刷所で用いる洗浄液には様々なタイプがあり、洗浄力、乾燥スピード、コスト、毒性、ローラーへの攻撃性、入手のしやすさなど、選定にはいくつかのポイントがあります。
弊社のお客さまには、使用頻度や使用環境に応じてご提案をさせていただいております。